INFINITY -数学とかプログラミングとか-

統計とプログラムを使って役に立たせたい

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Money

現金というものは非効率的だと言っております。レジのところで現金をジャラジャラしてあと3円ありますかとか、非常に面倒だと思います。私は最近、主にクレジットカードで支払うことにしています。


最近では電子マネーが徐々に普及していますが、未だに日本は現金主義と言われています。

先日の日経新聞にありましたが、

現金流通残高の対名目国内総生産という国で流通する現金の量を表す指標がありまして、

世界の主要国・地域のなかで日本が1位のようです。キャッシュレスが進むスウェーデンの11倍の指標とのことです。


一方、中国はITのラディカルな変化を取り入れています。

中国では、スマホで決済する方法が取り入れていて、既にスマホは日常の財布と化しているのです。

中国に行ってコンビニや飲食店ではWechat PayやAlipayでスマホQRコードをお店で見せて決済をする光景をよく見て便利そうだなと感じていました。また、個人あてに送金して割り勘する機能も人気となっています。


最近では仮想通貨も注目されています。

ビットコインのユーザー数は世界で2000万人程度いるらしいですが、日本では20万〜30万人程度、中国では全体の7割、約1400万人らしいです。日本でなかなか普及しない理由は、マウントゴックス破綻により、ビットコインは怪しいというイメージがついてしまったようです。ビットコインのような仮想通貨自体はブロックチェーンの技術を利用していて、技術的には不正しにくいシステムです。


先日、ビックカメラビットコイン決済が導入されました。

決済は非常に簡単で、店舗のスマホで金額を入力し、QRコードを生成し、

お客さんがQRコードを読み取れば決済完了です。

このようにビットコイン決済ができる店舗は

2017年1月9日(月)のNHKニュースで、国内におけるビットコインの利用可能な店舗が、

直近1年間で4.6倍に増加し、約4,200店舗になったと報じられました。


法定通貨であれば、送金する際に手数料が数百円や海外への送金であれば数千円もかかることもあります。ビットコインであれば、手数料が数円から数十円もしくは無料と通常の通貨に比べ非常にお得というメリットがあります。


しかし、デメリットとして、通貨として変動が激しい点があります。

ビットコインの価格は今年の年始には1BTCあたり15万程度となりましたが、

3月末には10万程度に下がってしまいました。現在は徐々に価格が上がってきて1BTCあたり13万円くらいです。このように価格変動が激しいためリスクも付きまとっています。


また、仮想通貨はビットコイン以外にもいくつも種類があり、ライトコイン、リップル、イーサリウムなども注目されています。


最近は払拭されてきたと思いますが、仮想通貨が怪しいという考えを拭い去り、

そこで使われている技術の正しい理解をし、便利な日本を作っていきましょう。

作っていきましょうというのは、需要が上がれば仮想通貨の利用する機会も増えると思うのです。

仮想通貨は便利な未来をもたらすと考えております。